ダート

2023 Project / KX450 (8)

Tomomi.H

リアブレーキキャリパー取付け加工

このプロジェクトの過去記事(6)で登場したGoldammer Cycle Works 製のN・A・Fキット。KX450用に製作されたもので精度がとても高く、スイングアームとシートレールは粉体塗装されています。

通常はKX450のリアハブを使うのでポン付けですが、今回使用したクイックチェンジ用ホイールではキャリパーサポートがスイングアーム内側に収まらず、少し無理をして外側に付ける仕様としました。せっかくの粉体塗装に溶接をするわけにいかずボルトで取付けをすることに。
※本来ならそのようなことをせずに使用できるキットです。

さっそくステーとキャリパーサポートの製作開始。

材料は超々ジュラルミン。

粗削りの状態↓ 他のパーツも超々ジュラルミンから作りだしました。

キャリパー取付け完了。このプロジェクト最後の大きな山を越えて安堵する社長。これには色々と気を張った作業が続きましたからね~
ちなみに硬いステー類はオーナー自ら磨きました。ド根性です。

磨き職人登場

このプロジェクトではメインフレームに手を加えず製作しています。
そうは言ってもカスタムショーに出展するからには「輝き」を意識せずにいられない性分。

アメリカのモトクロスレースでよく見る、アルミフレームをピッカピカにしているファクトリーマシン。
さすがショー大国。走れば泥にまみれようが、その心意気が熱狂に華を添えているのです。
はい、取り入れましょう!キリっとカッコよくなるはずです。

そこで当ショップの磨き職人3傑のひとり、T橋さんに依頼したところ。。。

さすがと見惚れつつ、さっさと保護テープを貼る社長。
骨の折れる作業ですが、T橋さんには良い仕事をしてもらいました。

作業は大詰め。足したり引いたり。

ここからはまとめの作業に入っていきます。

ボルトの加工と研磨はショー仕様。普段はなかなかできません。。。

アルミ製のブレーキペダル、実は延長しています。違和感ないでしょ?
KX85同様踏み込む所のパーツはワンオフ。純正より少し大きめになっています。

フォークガードの試作。
他にもゼッケンプレートなどなど、全体のバランスを見ながら足したり引いたりしているところです。

ショーの1週間前にして製作記がようやくリアルタイムに追いつきました。
毎度のことながらショーまで全体はアップできませんが、外装も取付け済みです。

ほぼほぼ完成形を見るに、かなり格好良くまとまりました!
見れば走らせたい衝動に駆られるマシンです。

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当ショップのHCS前売券の在庫がわずかになりました。
ご来場予定の方はお早めにご購入下さい。

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本サイトのブログを投稿しています。ときどき(社長の)嫁目線にもなりますが、ショップからの発信を楽しんでいただければと思います。
ツーリングでは’97年のスポーツスターに乗っています。ダート系も大好きです。

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