ツーリング

GWソロツーリング

Tomomi.H

連休中の平日。
それは学生の子をもつ我が家にとって貴重な大人の休日である。
子らが学校に行っているうちに社長はモトクロス。
私は月末に予定しているロングツーリング(SSTR)に向け肩慣らしをしようと蔵王エコーラインを走る事にしました。

蔵王のお釜へ

SSTRよりゼッケンステッカーが届いていたので小さいのを1枚、バイクに貼って出発。
道中ステッカーを貼ったライダーに会えればと思ったけど、誰にも会えなかった。

A.M.10:00出発

蔵王エコーライン。
観光地といっても平日なので思った通り交通量は多くない。(自転車の人達は割と多かった)
爽やかな新緑のトンネルを抜け高度をあげると山肌に雪が残る駒草平に到着。
玉こんにゃくを食べながら御釜に繋がるハイラインの通行料を用意しておく(¥380なり)

もしや?と拾ってみたら、やっぱり軽かった。ガチな軽石がそこらにゴロゴロしている。

思っていたより真っ白ではなかったけど、雪の回廊、初めて通ったぁぁ
気温は涼しい程度。

ハイラインはさすがに混雑気味。チャチャっと通行料を納め、のろ〜りのろ〜りさらに登って行く。私のバイク、クラッチが軽くなったので楽勝。

五月晴れの青空のもと、蔵王の御釜もご覧の通り。

さて、玉こんにゃく休憩の際に行ければ行こうくらいに考えていた実家に行くことが決まり、初めてエコーラインを山形県側へ下る事に。初めてと言っても馴染みのR13まで道なりなので安心して走ることができました。

鳥海ブルーラインを目指す

上山市に入ると気温が26℃。信号待ちをしているとアイドリングが。。。(あ〜 山から降りてきたから)と気付いたけど、アイドルスクリューどっちに回すんだっけ。
社長の「教えるの何回目?」というけげんな顔が脳裏にちらつく。ひーっ。
メカ音痴でもまぁそれなりになんとかなった 笑。

天童市にてコンビニ休憩。時刻はP.M.2:00近く。
このままR13を北上するのもつまらないので山形・秋田をまたぐ鳥海ブルーラインを目指す事に。
新庄市までの無料高速からR47へ。ここから先も初走行となる。

右手にたっぷりゆったり水をたたえた最上川としばらく並走。

道の駅 とざわ↓ なんだか異国ちっく。

ここで鳥海山までのルートをチェックすると1時間半くらいでたどり着けるっぽい。
5時でブルーラインのゲートは閉まるが。。。ギリギリか!?

最上川をまたぎR345に入る。このルートも初めてだけど風力発電の風車を見ながら走れる快走路でした。

ちょうど国道沿いの神社でお祭りがあり、軽い交通規制のため停車。
灯のついた提灯のもとへ駆けて来る子供達、たむろするふんどし姿の男衆。(別にお尻をガン見したかったわけじゃないけどスモークシールド越しだったからそれなりに堂々と。。。見た。ええ見ますよ、見ましたとも。向こうさんは沢山の羽虫と衝突したシールドを見て引いていたに違いない。いろんな意味でフルフェイスの無敵感が頼もしかった。)
1分ほどの停車時間で地元民でもないのに懐かしい気持ちになる。豊かな光景、春の夜祭り。
きっといい写真が撮れるだろうと思いました。

気付くと霞の中に鳥海山。
別名、出羽富士。岩手山(岩手富士)や本家富士山ももちろんそうだったけど、桁違いに存在感すごい!富士すごい!!
登るぞーーーーーっ

案内標識に何度もこっち、こっちと表示されるもなかなかぶつからないR7にやっと突入。
ほどなく遊佐町からブルーラインへ!時折良い香りのする空気の塊に突っ込む時があったのだけど、花??

あ!入り口のゲートにお兄さんが閉める準備で立っている。
「秋田に抜けたいんですけど。。。止まらず走るんでっ」
「(時計を見ながら)うーん、大丈夫、かなぁ」と、通してくれた。(うっし!!!!!心の中でガッツポーズ)
蔵王と比べて雪がたくさん。
すれ違う車は降りて来るばかり。それでもゲートを通過できたので楽観していたのだけど。。。ありゃ、いかにも管理車両。。。止められて、やんわり戻るよう促された。。。ああ、この先が見たかった。

Uターンしての写真。この日2度目の雪の回廊。
入り口ゲートを通してくれたお兄さん、腕でバッテンを示し運悪かった私を励ますような表情をくれた。
お辞儀して通り過ぎましたが、少しでも走れただけラッキーだったなぁと今は思う。

さて、登る事に夢中だったR7、突然見えた日本海と夕日はブルーラインを完走できなかった代わりに十分な癒しだった。

社長に夕日の写真を送る。
まさかこっちまで来ていると想像していなかったので(自分ですら思いつきですから)さすがに驚いていた 笑。

カイロを求め立ち寄ったコンビニのオーナー(バイク乗り)につかまりつつも、いよいよ日が暮れるので道中を急ぎたい。
象潟ICから日本海東北自動車道を本荘ICまで走り(無料ありがたや〜)そこからR107で横手へ到着。

今回はどの程度のペースだと無理なく楽しめるかを探りながら走ったわけですが、良い感じで往路を終えることができた。

久しぶりの高速道路

次の日はSSTRでは殆どが高速移動になることを踏まえて横手IC−仙台空港ICを利用。
東北道をトラックをペースカーにして走っていた時のこと、突如私の脇に並んできた車が視界に入ってきた。
驚きと恐怖を感じながらも左に寄り、軽くブレーキをかけてトラックとの間にその車を入れるしかなかったのだけど、その後ずっとモヤモヤを抱えて帰ってきたので、社長やI上さんに「こんなのアリ!!?」とぶちまけ、「あるよ」と言われて冷静になり、それでも自分の身は自分で守らなければならない、と。
走行車線で抜かれるなんて考えてもいなかったから特に後ろを気にしていなかった落ち度はあったな。だけど思い出すと腹が立つ。。。でも勉強したと思えば。。。やっぱり腹立つーー!。。。命あるだけ儲けもの、といまだに頭の中で繰り返していますが。(※文にしたらスッキリしました。すみません)
道路に「絶対」は無し。
ちゃんとバイクツーリングの玄人?になれるよう良い経験も悪い経験も糧にしないと、です。

SSTRに向けて

さてさて、SSTRですが、よく考えると決まった時間の中で550kmという距離をいかに無理なく走るかって、なかなかレベルが高いのでは?天候や休日の混み具合だってわからないし。。。と珍しく弱気になってきた。でもこのくらいがちょうど良いのかもしれない。まずは準備あるのみ!

自分用メモ

総走行距離 564km

横手は水仙が満開でした。

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スタッフ
本サイトのブログを投稿しています。ときどき(社長の)嫁目線にもなりますが、ショップからの発信を楽しんでいただければと思います。
ツーリングでは’97年のスポーツスターに乗っています。ダート系も大好きです。
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