ドラゴンアイ 2021 ソロツー(後編)
岩手山熔岩流まで辿り着いたソロツーリング。
後編は目的地のドラゴンアイへ。
その前に一応お知らせなのですが、ソロツーしているのは嫁の私です。
社長は猛烈に仕事をこなしていますのでご心配なく。
ちなみに社長がソロツーをしたとしても食べ物ネタも観光ネタもないと思われます。
残念ながら夫婦でツーリングをしたとしても、ペースも趣旨も合わない2人です。
焼走り熔岩流より再び八幡平の見返峠を目指す。
前回のK23アスピーテラインではなく、今回はK318の樹海ラインを走る。
樹々の木陰も濃さを増した初夏の道。平日にこの辺を走っているライダーさんとはほぼ100%の確率ですれ違いざまに挨拶しあえる。
残雪まだらな山脈が横たわるのを見ながら見返峠まであと◯kmのカウントダウンも進んでいく。
午後2時近くになる頃、見返峠に到着。
岩手県側の眺望。
レストハウス前の駐輪場も目の前に有人の料金所があるのでバイクを安心して止められる。
ここから徒歩で鏡沼、通称ドラゴンアイへ!
舗装された遊歩道を進む。
道ゆく人は慣れた様子で「こんにちは」と声を掛け合う。登山者のマナー?なのかな?バイク乗りと似てるなぁと思いながら真似をする。
さっそく焼走りのおじさんから教わった高山植物を意識した散策をしてみる。
(知っている人が見たら高山植物ではない花もあるかもですが。)
高山植物は慎ましい雰囲気が日本人好みなのかな。
ドラゴンアイへの親切な分かれ道。
途中には雪道も。
案内板に「へーぇ」と思いながら進む。
油断した。
ふと見たのがドラゴンアイ!?
「!!!ドラゴンアイじゃん!!!」
事前情報や紫波SAで他のライダーさんから聞いた話でも「今年はいまいち」とは知っていたのだけれど、実物見るとそうでもない。
正直言うとブルーの瞳のドラゴンと言うより、崩れかかった巨大綾波レイが頭に浮かんだ。。。
私的には、ですよ。
なのでこれはこれで大変満足。
少し進むとメガネ沼。
山を下りる前に秋田側の眺望も。
と、ここで毎年秋田県大曲市からドラゴンアイを見にきているという方とお喋りタイム。
「時間あるから晴れた時にいつでも来れるんだぁ」って、悠々自適で羨ましい!!そしてアスピーテラインをベタ褒めしていた。
今回お会いするのは地元愛が強い方ばっかり。
帰りは岩手側に下りてR46の仙岩トンネルを通るのだそうで、なるほど、いつか走るルートに入れておこう。
私にしては珍しくレストハウスでお土産購入。サイダー味だろうなと安易な想像をしたけれど、そうじゃなくてけっこう美味しかった♪
ツーリングでは、100名山に登った時の思い出にピンバッジも購入。かさばらなくて良い。
今回の八幡平ツーリングは天気の良い日を選んだのでとても満喫できた。
紅葉シーズンもとても素晴らしいとの話。
だけどバイクで来るにはキツイかなぁ?温泉付きでゆっくりの方が楽しめそうだな。
午後3時近く。見返峠を出発。まだまだ元気!
R341 羽後交通五十曲バス停付近。
道すがら、ちらちら見える川の色が気になるので確かめたくなった。こうして見ると気のせいかと思ったけれど、川縁が錆びたように見える。
宝仙湖(玉川ダム湖)が見えたので休憩。
偶然足元にタイムカプセルを発見。開封まであと19年。
もう少し先へ走ると、もっと景色の良い場所があったのが悔しい 笑。
写真で見るより湖の色がとても神秘的で、田沢湖もそうだけど、竜が住んでいそうだと思える。
田沢湖周辺に来たのが午後4時過ぎで太陽も傾きかけていたのだけれど、ここにきて気温が32度!?
間違っているんじゃないかと思ったが、確かに風が生ぬるいわけだ。
R46からK50、そしてみずほの里ロードを走る。いっきに横手市まで行けるおすすめの快走路!
雄平東部広域農道より夕日を望む。
コロナが収束したらゆっくり来たいな。
山形県新庄市に入り日もすっかり暮れたのでR13の下道をひたすら南下。さすがに疲れを感じたのでのんびりモードで走る。
こんな時思い出すのは来る時に岩手のSAでお会いした、あっぱれ隊のおじさん。(私がおじさんと言うのもなんだけれど)励まされました。
午後11時前に無事自宅へ到着。
いや〜Tabby Catちゃん、ほんとよく走ってくれました。
ドラゴンアイを見るには期間が限られているので、お休みをくれた社長にも感謝です。
総走行距離 654.9km