いやいや、失敗じゃないから
カスタムショーで使うハロゲン電球が宅急便で届いた。
しばらくしてバツの悪い顔をした社長が事務所へ。
どうやら電球と一緒に買った商品が思っていたのと違ったみたい。
「何買ったんだろう?」と見せてもらったのはこれ↑
作業場をもう少し明るくしたいと思った社長、”蛍光灯カバー”という反射を利用して明るさを増すアイテムに惹かれたとのこと。
きっと「これだ!」と思ってポチったのでしょう。
ところが届いた商品は筒状のフィルム。
「なんだこれ〜〜もしかして失敗した!?」と信じられない様子。(蛍光灯の傘を想像していたようです)
「これに蛍光管入れて反射とか?」と冷やかしのつもりで言ったら、まさしくそうだったみたい。
とりあえず蛍光管を掃除してフィルムの中に入れる。
こんな使い方とは思わなかったので購入数が足りず、半分は今まで通りの状態。
効果があったら買い足そう!
なんだかんだ期待して照明のスイッチを入れる時をワクワクして待った。
そしてその瞬間がくる。
「どんだけ明るくなるんだろう!」と弾む気持ちが数秒後、微妙な気持ちに変わったのは社長も同じだったと思う。
「明るくなったって!!」と言い張る痛さよ。。。
まあ、本人が納得していればOK、OK!
実は。。。
そう、本人が納得していれば失敗じゃない。
実は私も社長のことを笑えない出来事が。
先日アマゾンで買ったクロマニヨンズのアルバムがやけに大きな箱で届いた。
ピザが入っていそうな箱には”梱包状態はいかがでしたか?”と印刷されている。
「へぇ〜CD1枚をずいぶん厳重に送ってくるんだなぁ。梱包について?大げさだと思いまーす!でも大事だしね♪」と完全に浮かれた状態で箱を開けた。
「うそ。。。」
レコードだった。
「実はこういうCDとか!。。。」
レコードだった。
人生初のレコードを買いました。
そんな事、
まだ社長に言えずにしまっていたけれど
これから、
打ち明けます。
返品する気はない。
けど。。。聴けないっていうね。。。
ビンボロールっていう大きな字が泣けるよ。
箱が無言で笑っているように見えて、ますます脱力してしまう。。。