福島探訪 磐梯吾妻スカイライン
磐梯山の辺りって正直曖昧なんだよなぁ。。。
東北ですらまだまだ未踏の地で溢れている私のツーリング歴。
魅力的な◯◯ラインの集う磐梯山周辺はよく耳にすることがあれど、走ったことがないので曖昧な場所だった。
そんな日頃の思い、いつやるの?今でしょ!と言うわけで臨時休業を利用して日帰りソロツーリングを決行。
磐梯吾妻スカイライン・レークライン・ゴールドライン → 会津坂下 → 猪苗代湖周遊を計画
さっそくバイブルを持ち出しルートを考える。
福島三大ラインと記載されていたスカイライン・レークレイン・ゴールドラインは「外せないな」と思い真っ先に決定。
満腹間違いなし、元有料道路のてんこ盛りだぁ!
福島と言えばかなり前にお客さんから教えてもらった「馬刺しの美味しい店」をずっと忘れられずにいた。2017年のマップルには “坂下ドライブイン” とメモしてある。
会津坂下(あいずばんげ)と言う地名もこの時覚えたのだが、猪苗代あたりまで来るなら行っちゃえ!と言うことで目的地に追加。
帰りに猪苗代湖をぐるりと走る予定。
隈西広域農道 → R349 → 飯坂温泉
a.m.6:30 出発
JAXA角田宇宙センターを通り過ぎ、隈西広域農道を南下。
阿武隈川に阻まれるように道は突き当たり、R349を福島県伊達市方面へ。
国道に入ってすぐの眺め。青空も見え始め、川沿いをまったり走行。
そのまま続くと思いきや、急に狭くなる道幅。
国道だよね?と不安になりつつ進む。
この辺り、道路と川の間に竹が茂っており、竹の真っ直ぐから見えるキラキラの川面が涼し気。雑木とは違った趣きがある。
この先は「趣きが〜」とか感じる余裕がなくなった。
狭い道幅、せり出す崖、反対側は川というスリリングな箇所も。。。この道を知っていたら選んだだろうか?
このあとはR399(伊達橋が通行止めで迂回あり)から飯坂温泉へ。
この辺り、帰り道では浴衣姿で歩く人を見かける。
いかにも温泉街ぽくて好き。
フルーツライン → r 70 → 磐梯吾妻スカイライン → 吾妻小富士
駅前のr3からr5(フルーツライン)を快走しコンビニ休憩。
先客さんのナンバーを見ると、はるばる関西からである。
話を聞くとスカイラインを下ってきたそうで、これから向かう私は気になる天気を聞いてみたり、お互いにこれからどこへ向かうかを話したり。
そう言えば今回私はバイクにSSTRのステッカーを貼ったリアボックスを取り付けていたのだが、この方もSSTRに参加されたらしくその話題にも。(全くの初対面なのに親近感が芽生えるのもSSTR効果と思う!)
しかもYouTuberさんだったらしく、ステッカーをいただき楽しい休憩となった。
さていよいよスカイライン。路面も傷んでいなくて走りやすいつづら折りを走る。
つばくろ谷にて休憩。
(つばくろってツバメのことらしいけれど、このあと歩く吾妻小富士の火口でツバメが飛んでいて驚いた)
あっという間に天候が変わる。
標高を示す路面の表示が1,400mを過ぎた頃から風景がガラリと変わり始めた。写真は浄土平手前。
いよいよ目指してきた風景だと心躍る。
この先は停車できないため写真が撮れなかったが、走行中でも目まぐるしく変わる薄い霧の中、普段見ることのない光景を見ることができた。
ほどなくしてレストハウス到着。
駐輪場には思ったよりバイクが止まっていて、その中にロングフォークのチョッパーも。
すごい!!
建物の後に見える山から何か出ている。硫黄臭かったけどそれ?それとも水蒸気?
知っている人、教えてください。
さて、予定外だったけれど吾妻小富士を登ることにした。
なんと!!!登った甲斐あり。なんでも体験しないとわからないものです。
で、火口に近付き下を覗いた瞬間、思ったのは
「君の名は。」(新海誠監督の映画です)
と同時に、あの歌が頭の中から前前。。。じゃない、全然抜けなかった(笑)
映画を見たことがある人ならわかるはず!?
後ろを振り返るとこんな眺め。
これまた予定外だったけれど火口の周りを歩くことに。
前半は上りのためけっこうキツい。こんなに登ったの丸亀城以来だと思い出しながら、脱いだジャケット片手に進む。
とまぁ話が石ばっかりになっちゃった。
30分ほど歩いてもうすぐ1周。眼下にはこれから走る道。
次回は(あるのか!?)湿原の方へ行ってみたい。
毎度ながら長くなちゃったので今日はこの辺で。
続く
neeyan motovlogsさんのチャンネル
BMWの他、カブでも走っているそうです。