前回に引き続きSさんの燃料タンク製作です。




シートにつながるラインもきれいに出ています
当初タンクに埋め込むことも考えていましたが、オーナーさんに連絡をして別の案で進めることになりました。
どちらのパターンも有りですが、今回はタンクの形状が変わった事でハンドルバーとの距離が開きました。その空間をメーターで埋めた方が上手くまとまるのでは?と考えオーナーさんと相談した次第です。

出来上がったステーを見て素人ながら気になったのが(めちゃめちゃギリギリのところに穴が空いてるけど大丈夫なの?)でした。で、社長に聞いてみたところ色々教えてもらいました。
もともとライザーのボルト位置自体がハンドルバーに近いところにあるのだそうです。なのでステーの穴位置もギリギリになるのだそう。
それと、ハンドルを挟み込んでいるライザークランプには前後1mmの隙間があるので、このままステーの厚さ2mmを挟もうとするとユルユルになります。
そこでライザークランプ側を1.2mm削っているとのこと。
このような加工でしっかりステーを面で挟み込むことができているそうです
ステーひとつ、取付け方ひとつにしても様々な工夫をしているんだなぁ。